Fire7 (2019)のホーム画面とロック画面を変更する方法 (要root)
第9世代『Fire 7』(2019)のホーム画面で使われている標準ランチャーからサードパーティー製ランチャーに変更、ロック画面の解除に挑戦した内容を記録する。
Fire 7のホーム画面とロック画面を変更
Fireシリーズで最も安い代わりに低スペックゆえ、スリープや画面オフからの復帰が遅いのが残念でしたが、ロック画面の無効化に成功し快適なデバイスとなりました。標準ランチャーの無効化も行えました、最高(*`ω´)bです。
これを実行するには前回の記事にある、root権限の獲得が必要です、もし参考にして実行する場合は『自己責任』でお願いします。
それでは実際の作業内容を見てみましょう。
前回の記事はこちら⤵︎ ⤵︎⤵︎⤵︎
Amazon Fireタブレット単体でroot化 - りょーがの日記
ロック画面の話
この記事は前回の記事にあるTermuxをインストールしている前提で話を進めていきます。
Termuxでroot権限を獲得します
- cd $home
- cd arm
- chmod 700 mtk-su
- ./mtk-su
『#』となっていたらOKです
記事冒頭でも触れましたがロック画面の無効により快適なデバイスとなり、使いやすくなります。
ロック画面を無効にする方法
この作業にはsqliteが必要なので、インストールしてください
- apt install sqlite
なせ、SQLiteが必要なのかというと前回まではアプリに対して権限を与えたりすることで通常では実行できないことを実現していたのですが、ロック画面の変更はアプリではなくデータベース内の値を変える必要があります。
下記のSQLiteコマンドでロック画面に関するデータベースを設定しましょう。
- sqlite3 /data/system/locksettings.db "UPDATE locksettings SET value = '1' WHERE name = 'lockscreen.disabled'"
以上で設定は完了です
...。
しかし、この状態で電源ボタンを押すと普通にロック画面が表示されます。先ほどデータベースに書き込んだ値を認識されるために端末を再起動をする必要があります。
それでは、電源ボタンを長押しして、再起動してみましょう。
試しに電源ボタンを何度も押してみましょう、ロック画面が無効になったことでホーム画面の表示が早くなっているはずです。
ホーム画面(Fireランチャー)を無効化し、Novaランチャーにする
まずはNovaランチャーをインストールしましょう。
ダウンロードはこちら⤵︎⤵︎⤵︎
問題なく動作するか確認をしてください。
次にTermuxを起動しましょう
root化権限を獲得したら、下記のコマンドを入力しましょう
- pm enable com.taslacoilsw.launcher
上記コマンドでNovaランチャーのサービスが有効になります
続いて、FireOS標準のランチャーを無効化しましょう
- pm disable com.amazon.firelauncher
ホームボタンを押すとNovaランチャーに切り替わっているはずです。各サービスを再び有効化したいときは「enable」、「disable」となります
以上、これで完了
Fireランチャー無効化のメリット
Amazonサービスも連携していたFireランチャーよりは動作が軽いと感じました。
好きなウィジェットが追加できるのは大きなメリットです
時計や電卓、天気を設置したり、AmazonMusicのミニプレイヤーを置けばホーム画面から再生することが可能になります、ホーム画面とアプリ一覧が分離しているので、ホーム画面がスッキリ、見やすくなりました